焚き火の場所

焚き火をする場所をどうやって探しているのですか?という質問について

YouTubeでキャンプや焚き火の動画を公開していると、けっこう頻繁に聞かれる質問に「場所」があります。キャンプ場はどうやって探しているのですか?という質問と、焚き火をする場所はどうやって見つけるのですか?という質問です。
キャンプ場については次の機会にするとして、焚き火をする場所について、僕なりの経験をお話ししたいと思います。

焚き火をする場所の見つけ方

YouTubeやInstagramのコメント、メッセージで頻繁に聞かれます。おそらくキャンプ場ではなく、河川敷などの自然豊かな場所で焚き火をして、野外料理やデイキャンプを楽しみたい、ということなのだと思います。

僕はキャンプのプロでも法律のプロでもないのですが、これまで色んな場所で焚き火やキャンプをしてきました。その経験の範囲内で回答させていただきたいと思います。
結論から書くと、基本的にはキャンプ場、または私有地をお借りして焚き火をしています。それ以外の場所を使いたい場合、、

  1. その場所の管理者に確認する。
  2. 土地を管理する官公庁・役場に確認をする。

というふうに確認をしておけば安心ではないかと思います。もちろん、後ほど書いてあるように、周辺環境や安全には十分配慮する必要はありますが。

河川や国有林、海浜の場合

例えば、アウトドア雑誌などでよく見かける渓流や河川沿いでの焚き火。そもそも誰に許可を取ったら良いのか、気になりますよね。

管理者と土地所有者は別

実際に、僕も森林管理局や河川管理事務所に問合せたことがあるのですが、その時に言われたのが「管理者と土地所有者は異なる」ということでした。まず最初に確認した方が良いのは、その土地の「管理者」だそうです。
「海浜公園」や「自然公園」「河川プール」などを例にすると分かりやすいかもしれません。海浜公園も自然公園も、その土地の所有者は国や県だったりします。しかし、焚き火やバーベキューをして良いかどうかを判断するのは、その公園を管理する管理事務所や出先機関(森林管理事務所など)だったりします。

たとえば、ある河川敷がとても良いロケーションで、「ここで焚き火をしたい」「デイキャンプをしたい」と、思ったとします。まずは管理者に確認をする必要があります。周囲に看板などがないか探してみてください。公園管理事務所や河川管理事務所が管理している場合、看板や連絡先が書かれている場合があります。
場所によっては、看板の中に「火器の使用禁止」「バーベキュー禁止」などと書かれています。

管理者が分からない場合は、その地方の森林管理局や役場などに問い合わせると、管理者を教えてくれます(先方が不慣れな場合、ちょっと時間がかかったりします)。

周辺への配慮は不可欠(通報されないために)

実際に許可は降りるのか?ですが、これは地域や場所によって様々だと思います。その地域のルールを知らない場合、まずは管理者や公的機関に問い合わせてみてください。
許可なく焚き火をしていると、地域住民の方が不安になって消防署に通報、なんてことも考えられます。森の中から煙が出ていれば、周辺住民の方が不安になるのも当然です。

個人的には、たとえ管理者の許可が降りても周辺の方が不安にならないように配慮する必要があると思います。
山火事の原因にならないよう、水や携帯用消化器を準備しておく。風向きや風の強さ、炎の大きさ、後始末など。安全性と周囲への配慮は、やり過ぎということはないと思います。

キャンプ場や私有地を借りる方が安心

焚き火料理

最初にも書いたように、僕が動画の中で使用している場所はほとんどがキャンプ場(無料キャンプ場含む)もしくは私有地です。それ以外の場所だと、焚き火の煙を見て地域住民の方がびっくりしてしまわないか心配なので(今のところそういうトラブルはありませんが)あまり使いません。

私有地で焚き火をする場合も、事前に土地所有者の方に連絡をしています。そうすると、事前に地域の住民の方に周知してくれます。
そうしておけば、たとえ森の中から煙が上がっていたとしても「、、あぁ、またモリノネさんが焚き火しとるのぅ」となるはずなので、通報される心配もありません。

個人的に、特別な理由が無いのならキャンプ場や私有地での焚き火が安心かと思います。
いずれにしても、事前の配慮や山火事にはくれぐれも注意したいですね。

この記事について、経験談などあれば下のコメント欄にて教えていただけると嬉しいです😃

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