初めて購入する「焚き火台」の購入は特に悩みました。ユニフレームのファイアグリルに決めた理由は、評判が良く、価格も安価だったからというのもあります。
3年ほど経った今振り返ってみると、初めての焚き火台をユニフレームのファイアグリルに決めて正解だったなと思います。
オプションを購入すればさらに使いやすさが向上しますし、長く使える専用の頑丈な網(ファイアグリルヘビーロストル)も販売されています。
ファイアグリルを使ってきた感想や使い方など、詳しく紹介してみようと思います。
購入して良かったこと
購入してまず安心したのは、組み立てが簡単だったこと。「焚き火台」というと、最初はとてもとっつきにくく感じたのですが、数十秒で組み立てられるくらい簡単な作りです。
一応、組み立て方法も紹介しておきます。
ファイアグリルの組み立て方
大まかに説明すると、脚となる部分を広げ、炉(本体)とロストル(中敷)を乗せるだけで完成です。順番に説明していきます。
まず、以下はファイアグリル購入当初に付属している3つの部品です。一番左がロストル。真ん中が炉。右が脚です。
まずは、土台となる脚の部分を広げます。
全てを広げると、以下のようになります。安定する場所に置くようにしましょう。周りに木の葉など、燃えやすいものがないこともチェックします。
次に、「炉」の部分を脚の上に乗せます。写真の赤く印を付けた部分、「炉」の持ち手を脚に引っかけるようにします。
こんなふうに置きます。
脚に炉をセットしたら、ロストルを炉の中央に置きます。
ここまでできたら、あとは四箇所の脚の上に、写真のように網を置いて完成!
実際にユニフレームのファイアグリルを使用しているところを動画に撮影してまとめています。途中で組み立て方法も撮影していますので、参考にしてみてください。
便利なオプションが多い
キャンプ(焚き火)は、不思議とやっているうちに使いやすくしたくなります。ユニフレームのファイアグリルは、後から組み合わせられるパーツがたくさん販売されているのが、購入して満足したポイントです。
僕は、専用ケースやトングなどを引っ掛けるための「ハンガー」と呼ばれるパーツを後から買い足しました。
なんと言っても必要不可欠だと思うものが、専用のキャリングケースです。写真は、ファイアグリル専用のキャリングケース。
次に多用しているオプションは、トングなどを引っ掛ける「FGハンガー」です。焚き火をしていると、火ばさみやトングを置く場所に困ったり、どこに置いたのか分からなくなります。そういう意味でも、これは便利。
FGハンガーは、取り付けが一瞬でできて、見た目にもかっこいいのでおすすめです。
それから、専用の「ファイアグリルヘビーロストル」。これも焚き火調理を楽しむための必需品。
ファイアグリルに付属している焼き網は、そこまで重さに耐えられないので、ダッチオーブンや重い鍋は置けないのです。そこで使うのが、ファイアグリルヘビーロストル。これは焼き網とは異なり、重い調理器具も置けるようになります。
焼き網のように変形したり錆びることがありません。
他にも、ダッチオーブンやポットを吊るせるFGポットハンガーというパーツ。個人的にはとても欲しいのです。
写真:ユニフレーム
これ以外にも、炒め物に使える専用サイズの鉄板や、もちろん替えの交換網なども販売されています。まず、本体だけを購入して、後から自分に必要なものを買い足して行くことができるのも、人気の理由のひとつかもしれません。
ライバル製品であるスノーピークの焚き火台の場合、ユニフレームよりも全体的にやや割高。ユニフレームの製品なら少しコストを抑えることができるのも魅力的です。
ここがもうちょっと、と思ったポイント
価格のわりに頑丈で、長持ちするファイアグリル。基本的には満足していますが、あえて「ここがもうちょっと」 という点も考えてみました。
収納時のサイズ
ユニフレームのファイアグリルは、標準のサイズと、「ラージサイズ」と呼ばれる、大きめサイズも販売されています。僕が使用しているのは標準サイズの物です。
それでも、収納した時の大きさはそれなりに厚みがあり、それほど小さくはありません。
これは他社製品や同社の「薪グリル」などと比較して、デメリットと言えそうです。持ち運びには、もうちょっと小さいと嬉しいですね。
断面が鋭利
あくまで僕の感想ですが、断面が鋭いのはちょっと気になります。本体の「炉」の四隅の部分のことです。
收納袋から取り出す時など、「炉」の部分を手に持って引っ張り出すわけですが、重量があり、しかも断面が鋭利なので、手に食い込みます。
この部分だけ厚みを持たせてもらえればさらに安心して使えそうです。
色
長く使っていると、熱により本体が茶褐色に変色します。個人的にはこれが味になって好きなのですが、この変色時の色合いが嫌いな人もいるかもしれません。
ただ、同様の素材の焚き火台なら必ず起こることなので、この製品に限ったことではありません。
あえて気になったポイントを挙げてみましたが、値段を考えると十分な製品だと思います。
別売りされているパーツを購入すれば、本格的に鍋を吊るしたり、バーベキュー用に仕上げたりと、幅が広がります。
同じくユニフレームから発売されている「薪グリル」についても別の記事で紹介しています。焚き火台を検討している方は、こちらも参考にされてみてください。
ユニフレーム 薪グリルで調理した感想 – 使い方も紹介
コメントを残す