購入当初は本体のみで10万円以上もしたソニーのミラーレスカメラα6300。最近(2018年末現在)では、10万円どころか8万円を下回るほど安価になりました。
動画撮影は4Kに対応しており、画質は写真・動画共に申し分のない、お気に入りのミラーレス機です。今では、主なカメラはα7Ⅱですが、サブ機としてバリバリ使っています。
ただし、α6300で本格的な動画撮影をしようとすると、外部モニターやマイクの取り付けは必須になります。そのために欠かせないのが、SMALLRIG(スモールリグ)のケージです。
購入して、しばらく動画撮影に取り組んでみた感想ですが、ケージの購入は大正解でした。価格も安いですが、α6300にぴったりと合うように作られており、オプションパーツも豊富です。
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α6300にSMALLRIGのケージを取り付けた理由
ケージは、外部機器を接続したり動画撮影時の持ちやすさを向上するための便利な道具です。ミラーレスカメラはコンパクトな反面、外部機器をたくさん繋げられるようには作られていません。
α6300も、片手に収まるコンパクトなサイズが売りですが、ホットシュー(カメラ上部のアクセサリを取り付ける場所)は、もちろん1つだけです。
外部マイクだけ、または外部モニターだけというように、1つのアクセサリーを取り付けるのなら良いのですが、2つ以上を取り付けようとしても不可能です。
たとえば、外部マイクと外部モニター、ライトなど複数のアクセサリーを同時に取り付けようとすると、ケージのようなアシストする部品が必要です。
外部モニターと外部マイクを付けたかった
僕の場合、α6300に外部モニターと外部マイクの2つを同時に取り付けたかったのが、ケージを購入した主な理由です。
外部モニターはα6300での撮影時、特に必要に感じたものの一つ。動画撮影時に、自分の方にモニターを向けて確認しながら撮影を進められるのは大きな利点。特に自撮りをしたいという場合は必要不可欠です。
外部モニターと外部マイク以外にも、後々ライトや無線マイクなど複数のパーツを取り付けることも考えて購入しました。ケージは、α6300で本格的な動画撮影を(特に一人で)撮影するのなら、無くてはならないアイテムです。
SMALLRIGのケージに決めた理由
SMALLRIGのケージに決めた理由は、SMALLRIG社以外の製品がなかなか流通していないことと、価格が高いという点が大きかったです。
SMALLRIGなら、Amazonでも商品が流通していて、在庫も豊富にあります。価格も他社製のものが1万円を超える中、数千円で購入できてしまいます。
僕の場合、モニターやマイクなどの外部機器がたくさん接続でき、頑丈な作りであればそれで良いという考えだったので、迷うことなくSMALLRIGの製品を選びました。
SMALLRIGのケージを使ってみた感想
選択肢が少ないという理由もあり、SMALLRIGの製品に決めたわけですが、実際に届いてみると値段だけでなくSMALLRIGにして良かったなと思うことがたくさんありました。
オプションが豊富
今回購入したα6300のケージにも、取り付け可能なオプション製品が多数販売されています。これらは後からでも追加購入できるので、徐々に必要な物を買い足すことができます。
木製グリップ
ケージだけ取り付けると、グリップを握りにくくなるのですが、オプションの木製グリップを取り付けるとだいぶ握りやすくなります。見た目もかっこいいかも。
ただ、ちょっとグリップが大きくなるので、手の小さい方には大きすぎるかもしれません。
ハンドル
これは手持ち撮影の時に便利なアイテム。上部にハンドルを付けて持つと、安定感が増します。ローアングルでの手持ち撮影には重宝します。
その他にも便利なオプション
これら以外にも、個人的にとても欲しいなと思うのはケーブルクランプです。
1度、誤ってHDMIケーブルを引っ掛けて引っ張ってしまい、ケーブルコネクタを破損させてしまったことがあります。その時はケーブルの断線で終わったので、まあ良かったのかもしれません。
カメラ本体側の接続部分や、カメラ本体を破損させたらどうしようもありません。
ケーブルを引っ掛けてしまうことは、気をつけていても起こり得ることです。クランプでケーブルコネクタをしっかり抑えておけば、カメラ側の破損を食い止められます。
α6300にぴったりなサイズ
SMALLRIGのケージは、バッテリーの取り出しやすさを考えて設計されています。ケージを取り付けたままスムーズにバッテリーの出し入れができます。
その他の、シャッターボタンや各種ダイヤルにもアクセスしやすいよう、ぴったりなサイズで作られています。
さすがα6300専用ケージというだけあって、サイズ感に抜かりは無いですね。
α6300の動画撮影におすすめなアイテム
ケージを活用して外部機器を接続すれば、α6300で本格的な動画撮影に取り組めます。
見た目のメカメカしさとは相反して、ケージの使い方はとても簡単です。カメラ本体にケージを取り付けたら、必要な外部機器をケージのアクセサリーシューやネジ穴に取り付けるだけ。
使ったことがない人でも、特に難しいと感じることはないはずです。
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