キャプテンスタッグのトライポッド (トライン 焚き火三脚 UG-10）が意外と使える

キャプテンスタッグといえば、個人的には価格がリーズナブルな上に、「細かいところに手が届く」製品を作ってくれるありがたいメーカーというイメージがあります（あくまで僕個人的に）。

焚き火用のトライポッド（三脚）も、それなりに高価な製品が多い中、キャプテンスタッグのトライポッド「トライン UG-10」は、リーズナブルです。

さっそく、このトライポッドを試してみた感想をお伝えしてみます。

キャプテンスタッグ トライン UG-10の感想

僕が使っている焚き火台は、ユニフレームのファイアグリル（通常サイズ）と、スノーピークの焚火台（Lサイズ）の２つです。
この２つの焚き火台で使えるトライポッドを探していたのですが、実際に見てみると種類が多く、どれにしようか迷ってしまいます。

ついでに、僕の場合、ONOEの「マルチファイアテーブル」を使っているので、これに合わせた時に脚がはみ出たりすると困ります。

あれこれ考えて、サイズは慎重に選びました。トライン UG-10ですが、実際に合わせてみても、マルチファイアテーブルからはみ出たりすることもありません。

スノーピークの焚き火台（Lサイズ）、ユニフレームのファイアグリル、共に干渉するすることなく収まりました。よかった、、！

基本的には満足

何度か使ってみて、基本的にはこの値段なら満足のいく製品でした。実際に使ってみた感想を少し紹介しておきます。

収納はコンパクト

このトライポッドは、半分に分解することができます。分解すると、長さは82cm。ちょうどお腹くらいの高さにまで抑えられます。車の荷台に入れても邪魔にならないサイズ。

収納ケースが付いている

分解した本体を収める収納ケースも付属しています。本体は2.4kgと案外軽くはないのですが、ケースは頑丈にできており、問題なく持ち運びできます。

吊り下げ金具（チェーン）が位置調整できる

調理器具を引っ掛けるための付属チェーンですが、長さを調整できるようにできています。チェーンの長さを調整することにより、調理器具と炎の距離を変えて、火力を調整できます。

耐荷重20kg

耐荷重は最大20kgなので、重さのあるダッチオーブンなどを吊るしても問題ありません。
中には、耐荷重が10kgなどの製品もあるのですが、ダッヂオーブンを吊るすことを考えると、15kg以上はあった方が安心かなと、これも個人的に思っています。

サイズがぴったり！

上にも書いたように、僕が使っている ONOEのマルチファイアテーブルや、スノーピークの 焚き火台（Lサイズ）、ユニフレームの焚き火台（通常サイズ）にも干渉することなく使用できました。

同じ製品を使っている方の参考になればと思います。

気になったこと

価格が安いのでほとんど不満はないのですが、あえて気になった点を挙げると、やはり価格が価格なので、塗装？素材なのか？表面の光沢が強く、間近で見ると、やはり安そうな雰囲気は多少あります。

スノーピークの焚き火台は、表面が非光沢に近い無骨な鉄という感じ。これにトライン UG-10を合わせると、少々アンバランスな感じは否めません。
一方、ユニフレームの焚き火台と合わせると、あまり違和感はないです。

高価なトライポッドを使ったことはないのですが、やはり塗装や表面の仕上げで違いがあるのではないか？と想像します。

最後に – 灯具などを吊るしてもいいかも？

焚き火用のトライポッド、初めて使ったのですが、やはり焚き火台の上のスペースを有効活用できるのは嬉しいです。焚き火台の上に鍋を乗せ、調理をしている間でも、例えばケトルを吊るしてお湯を沸かせたりします。
火力を有効に活用でき、安定もしている。これは本当に便利です。

また、焚火台を使っていない時には、ランタンなどの灯具を吊るすのにもちょうど良いかも？と思いました。ぐらつきがほとんどないので、ガスランタンやガソリンランタンなども安心して吊るせます。

総じて、この値段に対しては満足のいく製品だったかな。と思っています。