ニトリ カッティングボード

ニトリのカッティングボードが意外とおしゃれ – DIYでさらに高級感

カッティングボードがあると、食材やちょっとした物を切る時に便利です。見た目にもちょっとおしゃれに見えますよね。最近、ニトリでは木製のキッチン用品のラインナップが増えていますが、カッティングボードも販売されていました。

表面に少々ケバがあったり、塗装もやや簡易的ではありますが、少し手を加えるだけで見違えるほど綺麗になります。お手頃な価格でカッティングボードを購入したいと考えている方には、ぴったりな製品だと思います。

ニトリのカッティングボードがお値段以上

ニトリ カッティングボード

個人的に、キャンプに行った時に使える木製のカッティングボードを自作したかったのですが、アパート暮らしのためすぐにDIYができる環境ではありません。
しっかりした物を購入しようとすると、数千円〜1万円くらいします。そんな時に、たまたまニトリに買い物に出かけた際に、手頃な価格でカッティングボードがあったので、試しに購入してみました。

価格とサイズ感

ニトリ カッティングボード

3種類の大きさがあったので、自宅用とキャンプ用に2種類を購入してみました。それぞれの価格と大きさは以下の通りです。

  • S 幅30cm × 奥行15cm : 740円(税別)
  • M 幅35cm × 奥行15cm : 833円(税別)
  • L  幅43cm × 奥行15cm : 925円(税別)

高さはいずれのサイズも2cmあり、充分な重さがあります。僕が購入したのはSサイズとMサイズですが、自宅で使用するならMサイズくらいがちょうど良いと思います。
Sサイズだと食パンを切ったり玉ねぎやじゃがいもなど、大きめの野菜をカットするにはやや小さ過ぎるかもしれません。

ニトリ カッティングボード

左:Sサイズ、右:Mサイズ

表面の質感は値段相応かも?

木材はアカシアの木。腐りにくく、高級感のある家具などにも使用されているそうで、独特の模様や硬さはウォールナット材によく似ています。
表面はラッカー塗装されているようですが、よく見るとケバが目立ちます。手で撫でると、おもいっきりザラザラした感じがしてちょっと残念。もちろん、この値段なので当然と言えば当然ですが、、。

写真なので分かりにくいですが、よく見ると以下の写真のように表面がケバ立っています。

ニトリ カッティングボード

ただ、この表面の質感、ちょっと手を加えれば見違えるほど改善します。

表面を少し加工すれば見違えるほど綺麗に!

せっかくアカシアの木で作られたカッティングボード。ホームセンターで揃えられる道具で、ちょっとだけ表面を磨けば値段以上の製品に変わります。

紙やすりで表面を磨く

表面のケバ立ちを無くすために、紙やすりで削ります。これだけでも見違えるほど綺麗になります。

少し粗めの紙やすりと、仕上げ用の細かい紙やすりの2種類を用意します。紙やすりは、ホームセンターで1枚数十円〜100円程度で売っています。

紙やすり

2種類の紙やすりで仕上がりを綺麗に!

  1. 最初に、粗さ300くらいで磨く
  2. 仕上に、粗さ1,200くらいで磨く

粗めの紙やすりで磨く

紙やすりは、数字が大きくなるほど粗さが細かくなります。最初に、粗めの300くらいの紙やすりで磨いていきます。細い木くずが出るので、汚れても良い場所か、下に新聞紙などを敷いて作業します。

紙やすりを適度な大きさに切って、とにかくゴシゴシと磨いていきます。

紙やすりで磨く

磨けば磨くほど表面が滑らかになっていくのがよく分かります。表面だけでなく、側面や角などもしっかり磨きましょう。

下は、粗い紙やすりで磨く前と、磨いた後の写真です。

磨く前

磨く前

洗い紙やすりで磨いた後

磨いた後

写真ではちょっと分かりにくいですが、手で触ると明らかに滑らかさが違います。これで満足してしまいそうですが、もうひと手間でさらに質感がグンとアップします。

細かい紙やすりで磨く

粗めの紙やすりで削った後は、さらに細かい紙やすり(1,200)で表面を磨いていきます。しばらく時間をかけて磨いていくと、表面が明らかに滑らかになり、光沢が出てきます。
手で触れると大理石に触るように、ツルツルした感じになります。この時点で、すでに別の商品のようです。

以下が比較写真です。上は磨く前、下は磨いた後です。

磨く前

細かい紙やすりで磨いた後

磨いた後

磨けば磨くほど変化します、時間の許す限り磨いてみてください。僕の場合、時間の都合で、そこそこのところで切り上げてしまいました、、(T_T)

紙やすりは、2枚で100〜200円程度です。これは絶対にやっておいた方が良いと個人的に思います。

仕上げに「蜜ロウワックス」

蜜ロウワックス

食器などにも使える「蜜ロウワックス」

2枚の紙やすりで磨くだけでも十分に綺麗なのですが、最後にワックスを塗って仕上げると、さらに滑らかになる上に、撥水性が出ます。
木材は水を吸ってしまうと長持ちしないため、ワックスでコーティングすることをお勧めします。

ワックスと言っても、食べ物をのせるカッティングボード。通常の木材用のワックスや塗装剤を塗るわけにはいきません。
色々と調べてみて、木製の食器などに使われている「蜜ロウワックス」を購入しました。原材料は自然素材(ミツバチの巣から取れる蜜ロウ、エゴマ油)から作られており、有機溶剤(有害な化学物質)は使われていません。アレルギーの心配も不要。

蜜ロウワックスを布に取り、何度もゴシゴシとすり込んでいくと、さらに表面が滑らかになります。

ワックスを塗り込んでいく

わずかに木材が色付き、風合いも出ます。撥水性ができて水が染み込みにくくなるため、衛生も保たれそうです。

以下は、作業前と後の比較写真です。

何もしていない状態

紙やすりで磨いた後に蜜ロウワックスを塗った状態

ワックスを塗り込んだら、時間を置いてカッティングボードを洗い、よく乾かせば完成です。

完成!

写真だと分かりにくいのが本当に残念ですが、ちょっと手を加えただけで見違えるほど艶が出て、木材の風合いも増します。手触りが別次元の物になりました。ここまでの作業時間ですが、30分もかかりません。

値段の安いニトリのカッティングボードですが、アカシアの木材自体は磨けばしっかりとした風合いを見せてくれます。
こうやって比べてみると、そのまま使うのは、とてももったいないと思います。ニトリでカッティングボードを購入したら、ぜひ、ひと手間を加えてみてください。自宅で手軽にできるので、おすすめです。

2 Comments

Ryuji

モリノネチャンネル、先週からずーっと観ています^_^
子供も巣立ち、キャンプに行く機会もめっきり減った現在、改めてアウトドアの良さ(ソロの楽しみ方含む)を感じています。
大分の素敵な場所を舞台に、自然の音と時折挿入されるBGM、そして美しい映像。私自身が、その場にいる感じがして、ものすごく癒されます。
これからも、たくさんの動画&ブログでの情報提供を楽しみにしています。

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まーやん

Ryujiさん、結局YouTubeの更新に時間がかかってしまい、ブログの更新が滞ってしまいました。
返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
僕はキャンプを始めたのはごく最近ですが、これからもライフワークとして長く楽しめる、良い趣味を見つけたと思っています^^
時間がかかってしまいますが、今後も動画とブログを更新していきます。ぜひ、また覗いていただけると嬉しいです!

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