前々から一度は使ってみたいと思っていたのが、スノーピークの焚き火台。
海外でも評価の高い焚き火台ですが、特徴やラインナップ。代用できる焼き網やロストルなどについても紹介してみたいと思います。
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スノーピークの焚き火台 – はじめて手にした感想
僕が手に入れたサイズはLサイズ。家族でキャンプやBBQを楽しむことを考えて、一番大きなサイズに決めました。
のちほど紹介していますが、2〜3人以上で使用することを考えるとMサイズは僕にとって少々小さく感じてしまいました。
まず、初めてこの焚き火台を使ってみた感想から書いていきます。
頑丈だけど重いステンレス板
Lサイズ本体の重さは、5.3kg。それに加え、スターターセットに含まれる「炭床」が3.9kg、ベースプレートが1.9kg。この3つがセットになって収納袋に入っているので、合計で11.1kg。
このセットを初めて持った時の印象は、とにかく「重い」です。実際に手で触れてみると分かるのですが、本体の「炉」の部分のステンレス板の厚みは尋常ではありません。
こんなに分厚くしなくても、、と思うほど頑丈な作りになっています。
特にLサイズについて言えることですが、この重さで片手で持って歩くのは現実的とは言えません。
オプションで販売されている頑丈な帆布のケースは肩に掛けられるので、多少は持ち運びやすくなります。頑丈な収納袋でなければ、重すぎて持ち手がほつれてしまうということが容易に想像できます。
使い方は簡単
次に印象的だったのが、組み立てが簡単だったこと。「組み立て」というほどでもないくらい。焚き火台の脚を持ったまま前後にクロスさせるように開くと、ぱかっと開いて完成。下の動画を見ると分かりやすいです。
オプションが高価
購入する前から分かっていたことですが、これまで使っていたユニフレームの焚き火台と比べるとオプション品が高いです(本体も割高ですが)。
個人的に欲しかったのが、肉を焼いたり鍋を載せたりするグリル関連のオプションです。これがないと焚き火調理ができません。
せっかくなら「スノーピークの純正品」で揃えたくなりますが、焚き火台の上に直接載せられる焼き網は販売されていません(M,Lサイズの場合)。
焼き網やプレートを載せるには「グリルブリッジ」というオプションが必要になります。グリルブリッジを焚き火台に取り付け、その上に専用の焼き網やプレートを別途購入して載せます。
つまり、こういうふうになります↓
焚き火台と焼き網の間にある物が、グリルブリッジです。
ただ、Sサイズの焚き火台はグリルブリッジとグリルが一体になった「グリルネット」というオプションが販売されています。
写真:スノーピーク
グリルブリッジがあれば焚き火台から焼き網までの距離を多少調整できます。火加減を調整できるので、便利なではあります。ですが、純正のグリルブリッジと焼き網はそんなに安くはないです。
本体とグリルブリッジ、焼き網を揃えるといくらになるのでしょうか?計算してみます。
本体とグリルブリッジ・焼き網の合計金額
Lサイズ | Mサイズ | |
グリルブリッジ | ¥5,400 | ¥4,800 |
焼き網 Pro | ¥5,600 | ¥4,700 |
本体 | ¥15,600 | ¥12,600 |
合計(税別) | ¥26,600 | ¥22,100 |
※価格は全て税別。スノーピークオンラインストアの価格を参照しています。
実際のところ、収納袋と炭床、ベースプレートがセットになった「スターターセット」を購入する方の方が多いと思います。
スターターセットとグリルブリッジ、焼き網を購入した場合の合計金額も計算してみます。
スターターセットとグリルブリッジ・焼き網の合計金額
Lサイズ | Mサイズ | |
グリルブリッジ | ¥5,400 | ¥4,800 |
焼き網 Pro | ¥5,600 | ¥4,700 |
スターターセット | ¥24,800 | ¥19,800 |
合計(税別) | ¥35,800 | ¥29,300 |
※価格は全て税別。スノーピークオンラインストアの価格を参照しています。
一式揃えると税込で3万円を超えるので、それなりの価格になりそうです。
スノーピーク 焚き火台のオンライン価格
Lサイズ 本体のみ | Amazon | 楽天市場 |
Mサイズ 本体のみ | Amazon | 楽天市場 |
Lサイズ スターターセット | Amazon ※取り扱いなし |
楽天市場 |
Mサイズ スターターセット | Amazon ※取り扱いなし |
楽天市場 |
全て純正品で揃えるのも良いですが、社外製のロストルや焼き網、トライポッドを組み合わせれば、もう少し安価に焚き火料理が楽しめます。
グリル周りはいきなり純正品を購入しなくても、社外品で間に合わせても良いかもしれません。
スノーピークの焚き火台で使える、社外品のロストル、五徳、焼き網などを紹介してみます。
社外品のロストル・焼き網を使ってみた
純正のグリルブリッジは少々割高。ということで、焚き火台に直接載せられるちょうど良いサイズの焼き網やグリルなどで代用してみました。
焚き火台の「炉」よりも小さいサイズだとのせることができないので、大きめのサイズを選びます。
ユニフレーム製の焼き網・ロストルがちょうどいい
一例ですが、ユニフレーム ファイアグリル専用の焼き網、ロストルも使えます。
焼き網・ロストル
Lサイズに合う物 | Mサイズに合うもの | |
ロストル | ファイアグリル ラージ ヘビーロストル | ファイアグリルヘビーロストル |
焼き網 | ファイアグリル ラージ用 焼き網 | ファイアグリル用 焼き網 |
他にも様々な焼き網が販売されていますが、ユニフレームの焼き網は若干太めで長持ちします。ヘビーロストルはステンレスの棒がとても太く、ダッチオーブンなどの重い鍋を載せることもできます。
もちろん肉を焼いたりもできますし、一度購入すればほぼ買い換える必要がありません。
便利な社外品のゴトク
個人的に、2〜3人で使う時にちょうど良いなと思い購入に至ったのが、以下の「キャプテンタッグ」のゴトクです。
見た目や色合いが無骨で気に入ったのですが、網が図太く、上に重い鍋などを乗せても大丈夫です。焚き火台の上を完全に覆ってしまうことがないので、薪の出し入れや位置調整はしやすいです。価格も安く、使いやすい道具です。
キャプテンスタッグ 焚火ゴトク
脚の部分が着脱できるので、脚を外して焚き火台に載せて使います。
トライポッドを有効活用
「トライポッド」というのは、三脚のようなアクセサリーで、ケトルや鍋などを鎖に引っ掛けて調理することができます。
トライポッドの良いところは、焚き火台の上の空間を有効に活用できることです。焼き網のように、薪の出し入れを邪魔することもありません。
鎖の長さを調整して、焚き火台から調理器具までの位置を柔軟に調整できるので、火力調整もしやすいです。
僕が購入したのは、キャプテンスタッグのトライポッド。試しにスノーピークの焚き火台(サイズ問わず)と合わせて、十分使えました。
キャプテンスタッグ UG-10
社外製の製品でもサイズさえ合えば、焚き火台と一緒に使用することができます。
長く使える、頑丈な焚き火台
個人的に、一生使える焚き火台が欲しいと考えて、スノーピークの焚き火台を選びました。使えば使うほど表面の色合いが絶妙に変化しています。
スノーピーク 焚き火台の価格
Lサイズ 本体のみ | Amazon | 楽天市場 |
Mサイズ 本体のみ | Amazon | 楽天市場 |
Lサイズ スターターセット | Amazon ※取り扱いなし |
楽天市場 |
Mサイズ スターターセット | Amazon ※取り扱いなし |
楽天市場 |
いつも楽しく拝見しています。
まーやんの映像の中で使用されているアイテムがわかり、(今回はキャプテンスタッグのゴトクでした)
参考になります。
初めまして。
同じく大分県別府で暮らしています。妻と子供(小学生、幼児)の4人。
今の環境が自然に囲まれた場所に気軽に行けることがありがたく、小さな子供とキャンプを通じて自然との共生を教えられたらとキャンプを始めようと思い、その中でモリノネさんの動画に引き込まれました。毎回、動画アップも楽しみです。