よく使うキャンプ道具は時々このブログでも紹介していましたが、その陰で出番が少なくなった道具もあります。
そんな道具を紹介しつつ、出番の少なくなった理由を考えてみようと思います。
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SOTO ST-260を使わなくなった理由
ソロキャンプを始めたばかりの頃、CB缶で燃料を揃えたくてこのランタンを購入しました。当時はソロキャンプに行く回数が多かったので、燃料代が安く、入手しやすいというのは魅力的に思えたのです。
明るさは150ルーメンで、実際に点灯してみると本体のサイズにしては明るく、テーブル周辺を照らすには充分な光量だと思います。
価格もそれほど高くはなく、客観的に見れば良い製品だと思っていますが、最近は様々な理由から出番が少なくなってきています。
サイズの問題
一番の問題はサイズです。ソロ用のテーブルに乗せた時のサイズ感が、ちょっと大きいのです。キャンプ回数が増えるほど楽をしたくなるので、荷物はなるべく小さく、少なくしたくなります。
できればテーブルは一つ。ユニフレームの焚火テーブルの出番が多いです。
このサイズだと、テーブルの上にカトラリーとST-260を置くだけで一杯になってしまいます。
吊るせない
それなら、なにかランタンポールみたいな物に吊るせば良いのでは?と思うのですが、見ての通り、この製品には吊るすためのチェーンなどは付いていません。
そもそもCB缶を使うため横長の形状なので、たとえ吊るせたとしてもアンバランスです。
大きめのランタンがあれば充分
キャンプにはいくつかの光源を持って行きますが、最近は荷物の省力化もあって明るいランタンが1つ、それにヘッドライトのような小さいライトが1つあれば充分に事足りるように思っています。
僕の場合、コールマンのガソリンランタンが1つあればかなり明るいので、そうなるとST-260を使う必要が無くなってしまいます。
LEDライトが便利だった
最近はLEDライトでも充分な光量の製品がたくさん発売されているように思います。明るいLEDランタンがあると、ガスランタンはあまり必要無くなってしまいます。
LEDランタンなら、バッテリーの容量にもよりますが、燃料(予備の電池など)を持ち歩く必要がなく、荷物の軽量化に貢献してくれます。
それと、我が家は小さい子供が2人いるので、火傷の危険もあるガスやガソリンランタンは、ファミリーキャンプでは使いにくいという事情もあります。
ただ、ガスランタンならではの暖かみのある明るさは、LEDランタンには替えられないので、どちらも良し悪しがありそうです。
虫が入ってくる
この製品に限ったことではないですが、夏にランタンを使っていると盛大に虫が寄ってきます。
これは仕方がないのですが、この製品は上部に虫が入れるくらいの穴がたくさん空いています。
夏の夜に一晩点灯しようものなら、この穴から虫が入ってきて、ホヤの周りにたくさんの虫が焼け死んでいるという悲惨な状況に、、。どうしたものでしょう。
ちょうど良いケースがまだ見つかっていない
SOTOの製品は、薄い布の製品がケースとして付属することが多いようです。
個人的には、ガスランタンをこのケースに入れて持ち運ぶのは、ちょっと不安です。本体の形状と大きさに合ったちょうど良いケースを探せば良いのですが、まだ見つかっていません。
良い製品には変わりない
出番が少なくなった理由を書いていくと、まるで使えない製品のように思われそうですが、決してそんなことはないです。僕にとって、ソロ用のテーブルの上に置いた時のサイズが大きい、というのが一番の課題ですが、それ以外はそれほど大きな不満とは思っていません。
ガスの燃焼・明るさは安定していますし、やっぱりCB缶は手に入りやすくて良いです。
これ一つでテントの前室全体を照らせますし、横長なのでテーブルの上に安定して置けるというのは良いのです。
大きめのテーブルで使いたいという方なら、むしろ便利かもしれません。使い方や置き場所を変えてみると、今後は出番が増えるかもしれません。
なんだかんだ言っても、ソロキャンプを始めた頃に購入した、思い入れのある製品です。愛着もあって、出番が少なくなっても手放せない製品です。
この際、ちょっと使い方を工夫してみたり、専用のケースを探してみようと思っています。
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