動画制作の裏側 – YouTubeの動画の公開本数とクオリティについて

久しぶりにYouTube運営について書いてみます。

少し前になりますが、11月末に公開した「休日のコーヒー..」という動画は、これまでとは全く違った考え方で制作した動画です。
YouTubeチャンネルを運営していると、ついつい短い期間に多くの動画を公開しなければ、、という考えに囚われてしまいます。

現実問題ですが、動画をたくさん公開しなければ広告収入は見込めません。YouTubeのアルゴリズムも動画を多く公開した方が有利に働きます。
そういう裏側の事情もあるので、なるべく動画をたくさん作れるように努力をしようとしています。

普段は、1本の動画を時間をかけて満足がいくまで作り上げようという考えには、なかなか至らないのが正直なところです。
それでも今回だけは再生回数や制作時間を全く気にせず、やりたいように動画を作ってみようと考えました。どうせやるなら、持てる力を出し切って全力で。もちろん、自分がそうしたかったから、という理由なのですが。

結果、この動画の制作期間は1ヶ月を要し、内容としても自分の作りたいテーマを全面に出したような動画になりました。時間を忘れ、作りたいように動画を作ったことで、結果として普段は見えないようなことも見えてきた気がします。

たとえば、これまで「もっと時間があれば良い動画が作れる」という考えを持っていたのですが、実際には時間がたくさんあると無駄なカットまで沢山撮ってしまいます。

ほぼ個人制作のスタイルで制作している以上、こだわりだしたらキリがありません。編集のクリエイティブについても、結局のところ、机の前でいくら時間をかけ続けても劇的な変化は起こりにくいということも実感しました(僕の場合)。

結局、日常的にたくさん動画を企画し、作り続けていくこともスキル向上にとって重要なことなんだなと実感しました。
むしろ、時間がありすぎるということが、逆に足枷となる場合もあるような。

それから、今回の動画を作り終わって考えたことは、やはり「見てくれる人」が重要なんだなということ。

いくら「自分の作りたい動画を作る」と言ってみたところで、誰も喜んでくれないような動画を作ったところで、果たして心の底から楽しめるのか疑問です。

動画を人前に公開する以上、やはり、たくさんの人が喜んでくれる動画を作った方が作り手も楽しいという当たり前のことを、今更になって強く実感しました。

こういうことは普段は考えることが無かったので、本当に良かったなと思っています。

自分の腕試しのような感じで「作りたい動画を時間をかけて作ってみよう」と考え、今回の動画を作り始めましたが、実際に手を動かしてみると思いもよらない考えに至りました。

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