ユニフレームのファイアグリルは、付属の焼き網を置くだけでBBQや調理もできる優れもの。この付属の焼き網ですが、僕の場合、2年ほど交換せずに使ってきました。さすがにもう限界で、見た目も変色・変形が激しく、全体的にデコボコが目立ちます。
たぶん、本当はもっと前に交換時期が訪れていたはず。。
交換用の「焼き網」を選ぶにあたり、いくつかの網を調べてみました。サイズが合えば社外品も問題なく使えますが、実際に使い比べてみると純正品の網がかなり頑丈にできていることが分かります。
さらに、5mmの図太いステンレスで作られている「ファイアグリルヘビーロストル」は、錆びる心配も無く、安定して長く使えます。
それぞれの違いを簡単に紹介してみす。
ユニフレーム ファイアグリルの網を交換
ファイアグリル購入時に付属している、ユニフレーム純正の焼き網ですが、Amazonなどでも販売されています。価格は定価で900円。送料など含め1,000円と少しで販売されているようです。
安い網で済まそうと思えば、100均やホームセンターにある焼き網でも、サイズさえ合えば問題なく使えます。しかし、100均や安い焼き網を使うと、数回使っただけでサビや変形がひどく、あまり長持ちしないという印象です。
社外品の焼き網
ファイアグリル本体の四隅の支柱に乗せられるのなら、社外品の網も乗せることができます。最近では、100均でも焼き網を販売していますし、ホームセンターのアウトドアコーナーでも焼き網が販売されています。
ただし、重い鍋やケトル(やかん)を置くと、網自体が大きく曲がってしまい、安定感に欠けます。こうした焼き網を使うのなら、安全性を考え、重いものを置かないように注意が必要です。
100均の網
もちろん製品にもよりますが、一番おすすめできないのが100均の焼き網。見ての通り、網目がものすごく細く、とても長持ちするとは思えません。
直接お肉などを乗せて焼くと、すぐに錆びが発生します。お肉を直接焼くような使い方をするのなら、繰り返しの使用には向いていないと思います。
僕の場合、100均の網で肉を焼くことはなかったのですが、おそらく2〜3回使えるかどうか、、というところではないでしょうか。軽いケトルやフライパンなどを置くような使い方なら良いと思いますが、変形や洗ったあとのサビの発生は、ユニフレーム純正品の焼き網よりもかなり早いと考えられます。
「使い捨てで使いたい」という方や、「肉などは焼かない」という方には良いかもしれません。
ホームセンターの網
最近では、ホームセンターのアウトドアコーナーも充実しています。お店によっては販売されている網の種類も多いように思います。網の太さが厚く、長持ちする製品もあるかもしれません。
我が家の実家でも、ホームセンターで購入した網をBBQ用に使っています。使用した実感としては、ユニフレームの純正品ほど頑丈ではなく、数回使うと痛んだ箇所を中心にサビが目立ってきます。
先にも書いた通り、重い鍋などを置くのは向いていませんので、この点も注意が必要です。
ユニフレーム 純正の網
実際に使ってみるとはっきり分かるのですが、ユニフレームのファイアグリルに付属する焼き網は、一般的な網よりも太さがあり、頑丈に作られています。その分、一般的なBBQ網よりも若干の重さがあります。
素材は鉄なので、使用後に濡れたまま放置すると、すぐに錆びてしまうので注意が必要。個人的な感想ですが、使用後にしっかり洗い、すぐに布なので拭いて乾かしておけば、1年くらいは使えると思います(使用頻度にもよりますが)。
価格もそこまで高いものではなく、サイズもちょうど良く、安定感があります。ファイアグリルの交換用の焼き網としては、間違いのない製品という感じがします。
ただし、最初にも書いたように、専用のオプションとして販売されている「ファイアグリルヘビーロストル」という網(ロストル)は、さらに頑丈すぎるくらい頑丈な作り。長く使えるコスパの高い製品だと思います。
ファイアグリルヘビーロストル
5mmという厚さで作られており、とても頑丈なファイアグリル専用のロストルです。ステンレス素材で作られているため、サビの心配がありません。ファイアグリルにセットした時の見た目の格好良さもかなり上がります。
この頑丈さなので、重いダッチオーブンや鍋などを置いても全く変形することがなく、安定感は抜群です。ロストルと名前が付いていますが、焼き網と同じように、肉やウインナーなどを直接乗せて使うことももちろんできます。
小さすぎる食べ物は置けませんが、1cm以上の大きさがあれば大丈夫。薄く切った野菜などはやめておいた方がよいです。
個人的に一番ありがたいのは、目が細かい「網」とは異なり、洗浄が簡単なこと。太さがあり、格子ではなく線状に作られているので、通常の網と比べて洗いやすさは天と地ほどの差があります。
重い鉄製の鍋と、ケトルとフライパンを同時に置いても、安定して調理を楽しめる、心強い製品。スノーピークの焚き火台や、ロゴスの焚き火台に乗せて使っているユーザーも多くいるほどです。
また、この製品の頑丈さと安定感を考えると、焚き火台なしで、「直火」で焚き火調理を楽しむのにもぴったりの製品かなと思いました。
価格は定価で2,900円(2019年1月現在)ですが、実際に手にとってみると、これは一生ものの製品では??と思えるほどのクオリティ、価格以上の価値を感じます。
焼き網を使い捨てにせず、繰り返し使いたいという方や、焚き火の道具にこだわりたい方なら、ファイアグリル付属の網や、社外品の網を購入するよりも断然おすすめです。
ファイアグリルは網を変えれば長く使える!
ファイアグリルを使いはじめて2年以上が経ちますが、ロストルや網を交換すれば、まだまだ使える優れた製品です。「ファイアグリルヘビーロストル」を使えば、さらに長持ちさせることができるので、焚き火好きにはおすすめです。
ユニフレームのファイアグリルについては、以下の記事でも使い方や感想をレビューしています。
ユニフレームのファイアグリル(焚き火台)を2年使った感想 FGハンガーで焚き火台がすっきり- ファイアグリルの便利グッズ
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